キャンプで、心地よい眠りについたことはありますか？
いつもの布団や枕で寝るのとは違い、キャンプならではの寝袋に入って眠ることがキャンプの醍醐味ですが、枕はどうしていますか？
いつも使っている枕とは違い、タオルや着替えを袋に入れて枕代わりにしていたり、エアーを入れるタイプの枕を使っているのではないでしょうか？
私はどちらも経験があるのですが、タオルだけでは高さが低すぎてしまったり、エアータイプの枕は空気の量で硬さが変わってしまい、中々丁度良い硬さ、寝やすさの枕がありませんでした。
今回は、そんな問題を解決する枕を購入したので早速レビューします。
もくじ
NEMOとは？
正式名称：NEMO Equipment,Inc（ニーモ ）とは、2002年にアメリカで高度な技術とデザイン性を兼ね備えたアウトドアギアを提供することを目的として設立されました。
拠点はニューハンプシャー州ナシュアのヒストリックミルです。
NEMO FILLOピローのスペック
メーカーが出しているスペックがこちら
・寸法：27(幅)x43(長さ)cm
・畳んだ状態：10x15cm
・重量：260g
実際に手元にあるものを測った寸法がこちら
・平置き状態(空気を抜いた状態)：27(幅)x40(長さ)x3(厚み)cm
・空気を限界まで入れた状態：25(幅)x39(長さ)x12(厚み)cm
・重量(実測値)：
・付属のスタッフサックに入れた寸法：φ10×20(長さ)cm
この枕の優れているところ
サイズ
NEMOが出している枕の中では、FILLOが一番小さいサイズである。
確かに、通常の枕と比較すると約半分の大きさであり、寝返りがギリギリ打てる。（横向きの顔が枕の端に来る）
ミニマムサイズで良い。
清潔さ
この枕は、簡単に枕カバーと中身のユニットを取り外すことができる。
上図のように、中身を取り出すことで枕カバーを洗濯することができる。
さらに、エアーバッグとウレタンフォームを分解することもできる。
ここまで分解してしまえば、万が一濡れてしまった場合でも、ウレタンフォームを容易に乾燥させられる。
寝心地
携帯枕界で最高の枕である。（勝手な感想ですが）
空気を入れるだけ枕では、頭が安定せずに浮かんでいる感じになってしまったり。横向きに寝ると耳が圧迫され痛くなる。
この枕は、中に入っている厚さ25mmのウレタンフォームが、頭を優しく良い感じに包み込んでくれ、非常に安定する。
さらに、枕カバーの生地が、ビーズクッションに使われる伸縮性のある素材で、触り心地が最高。
収納性
枕に収納するためのスタッフサックが、枕カバーに縫い付けられているので、枕を半分に折り畳み、少し筒状に巻けばその中に入れることができる。
収納袋をその都度、何処かに入れなくて済むため、袋を紛失することがない。
この枕のイマイチなところ
軽量性
やはり、単に空気だけを入れる枕の相場が80g程だとすると、この枕は200g程重い。
まとめ
ウルトラライトハイカーや少しでも装備を軽くしたい人には、この枕は向かないかもしれない。
しかし、オートキャンパーや重量を注視しないハイカーで寝心地に満足していない人は、買って損しない枕だと思う。