トレイルを漕いでいると、急にペダルから足が滑り、膝の裏をフラットペダルに強打。ピンが皮膚を突き抜け、膝の裏が血だらけに。。。
フラットペダルのピンを長い物に交換したけれど、やはり普通のスニーカーのソールでは滑りました。。。
それから、フラットペダル用のシューズを調べました。
やはり、いろいろなレビューを見ると5.10(ファイブテン)社のFree Rider(フリーライダー)か、Free Rider Proがフラットシューズ界の王者的な存在。
近くの自転車屋さんに試着をしに行ってみたが、欲しいサイズ(27.5cm:US9.5)が無く。。。在庫があった小さいサイズ(US9)を履いてみるも。。。
なんか見た目がどうも気に入らない。。。
ということで、探しに探した挙句、Ride Concept(ライドコンセプト)のLIVEWIRE(リブワイヤー)というモデルを購入しました。
もくじ
Ride Conceptsとは?
2018年秋に誕生した、マウンテンバイク用シューズの専門ブランド。
本社はアメリカの北カリフォルニアのTruckee(トラッキー)にあります。
この会社のモットーは、最も快適で、耐久性があり、信頼のおける靴を作ることを掲げています。
【裏話】元々、ファイブテンにいたスタッフがライドコンセプトを立ち上げたらしいです。
LIVEWIREってどんな靴?
ライドコンセプトのラインナップの中で、一番お求め安い靴。
ローカットでくるぶしが隠れないので、動き安いのが特徴です。
特徴1-外観
今回購入したカラーは、「Black/Charcoal」という黒を基調としたモデル。
ブランドネームの「RC」がさりげなくてカッコイイ。
奇抜なデザインではないので、普段履きしても違和感はないと思う。
フラットシューズ特有のゴツさがそこまでない、というのも購入の決め手に!
特徴2-蝶々結びを束ねるゴム
靴紐を結んだ後の蝶々結びが、まれに、自転車のチェーンリングに巻き込むことがある。
このゴムがあることで、紐をまとめることができるので便利。
特徴3-インソール
この靴のインソールは、普通のインソールとは全く違う。
表面は普通のインソールっぽいんですが、オレンジの文字で【D3O】と書かれています。
ご存知の方はもうお気づきかと思いますが、
そうインソールの裏面、ちょうど踵の部分と足指の付け根(腹)の部分に「D3O」という、特殊な衝撃吸収素材が使われています。
【D3O】・・・通常の状態ではとても柔らかい素材ですが、衝撃の強さに応じて吸収・分散する素材です。
D3Oについての詳細はこちらから
https://www.hyod-sports.com/topics/d3o/特徴4-頑丈なつま先、通気性
靴の先端が非常に硬い素材でできています。
これは、足の先を岩にぶつけた時のことを考えて固く頑丈にしているそうです。
また、アッパー素材は通気性の良いメッシュ素材でできているので夏場のライディングには最適です。
靴の内側にも、通気穴がたくさん。
特徴5-マチ付きのシュータン
足の甲を覆うシュータンの左右が、合皮素材の生地で靴と繋がっているので、土や泥が靴の中に入り混むのを防いでくれます。
特徴6-滑りにくいソール
この靴のソールは、DST 6.0 HIGH GRIP Rubber Outsole というラバーが使われています。
Ride Conceptsでは、以下の3種類のソールが製品にあります。
・DST 4.0 MAX GRIP 究極のグリップを求めた素材
・DST 6.0 HIGH GRIP トラクションと耐久性を両立した素材
・DST 8.0 MID GRIP クリップレス(SPDペダル)用のソール素材
特徴7-靴のホールド感
踵のホールド感が今までの靴では考えられないくらいにフィットします。
写真でもわかるように、足首周りのクッションがせり出しています。
このクッションが、足首を一周しているので足にとてもフィットします。
また、飛んできた土や石ころも、靴の仲間では入り込まず、足首でせき止めてくれるかも。
サイズ感
サイズは非常に迷いました。
通常なら在庫のある店で試着をして買うのですが、なんせ、このコロナウィルスの最中。
お店の中にもなかなか入れないし、取り扱いのある店が周りにない。
ならば通販!
初めて通販で靴を買ったのですが、サイズミスしました。。。
私の足のサイズは、
NIKE:27.5cm (US 9.5)
New Balance:27.5cm(US9.5)(ランニング用シューズ:ワイズD)
コンバース:27.5cm
と、スニーカーは全て27.5cmです。
今回も、27.5cmであるUS9.5の靴を頼んだのですが、、、
なんと、、、普通の状態で足の親指が先端に当たる。。。
この靴のサイズ感は、今までのスニーカーと違い、1サイズ小さめです。
ということで、US10を購入しサイズがピッタシとなりました。
上の画像は、履いているナイキの靴との比較です。(汚くてスミマセン)
見た目は、LIVEWIREの方が少し大きいですが、靴の中にクッション素材やハードな運用にも耐える為に頑丈な作りとなっているためか、靴の中はナイキほど遊びはありません。
ワイズがD以下ならば通常の1サイズ上、E以上なら通常の2サイズ上の方が良いかもしれません。
使ってみた感想
数回使ってみましたが、足の安定感が普通の靴とは全然違います。
同じように見える凸凹のソールですが、
ピン付きのペダルの上では喰いつきが違います。
普段のスニーカーでは、
ピンにソールが刺さったとしても、
前・後方向に滑ってしまい足をペダルに強打していました。
フラットペダル用スニーカーは、
全く滑らず、強く立ち漕ぎをしても問題ありません。
また、ソールが硬く、設置面積も広いので、
路面の悪いトレイルで自転車が跳ねたとしても、
ペダルの上にしっかり乗ることができました。