ジョシュアツリー国立公園にある、ジャンボロックスキャンプグランドに行ってきました。
今回、訪れた時期は6月。
インターネットでのサイトの予約は出来ませんでした。
国が管理している国立公園のサイトをチェックしてみると、ジョシュアツリー内の全キャンピングサイトは”5月~9月”までの暑い時期は予約ができません。
それ以外の時期は、涼しくor寒いので、年中熱いカリフォルニアから避暑地として訪れる人が多くなるからか、予約ができます。
なので、この時期に予約サイトを見ても全て” First-come, First-serve”の文字が。。。
これは、”サイトに早く来た者が、泊まれる”と言う云わば、”早い者勝ち”。
では、何時までに行けば場所を確保できるのか?
調べてみたところ、”遅くとも10;00迄には現地についていないといけない”らしい。
これは、前日に泊まった人達は次の日に観光をするので、朝食を済ませ片付けをして、大体9;00~10:00の間に出ていくらしい。
なので、絶景のサイトや気に入ったサイトに泊まりたい人はそれよりも早く着き、前泊者に出ていくのか、聞いて交渉して回った方が良いでしょう。
ジョシュアツリー国立公園についての記事はコチラ
[sc_blogcard url=”https://www.kanduinusa.com/joshua-tree-national-park/”]
もくじ
Joshua Tree National Parkの位置は?
ジョシュアツリー国立公園は、カリフォルニア州の南に位置しています。
LAX空港からは片道約3〜4時間ほど、距離にして160マイル(260km)程あります。
Joshua Tree National Parkの入口は?
公園には、3ヶ所から入る事ができます。
1.West Entrance Station(料金所)
2.Twentynine Palms Fee Entrance(料金所)
3.Cottonwood Springs Road
Cottonwood Visitor Centerの南に位置する入口です。
入口からそのまま北上して、入場券は”Cottonwood Visitor Center”で買いましょう。
Joshua Tree National Parkの入場料
公園内に入るには、入場料が必要です。
入場料は、公園入口にある2つの料金所、もしくは、3ヶ所のビジターセンターで購入する事ができます。
- Joshua Tree Visitor Center
- Oasis Visitor Center
- Cottonwood Visitor Center
※ちなみにビジターセンターでは、お土産も売っています。
入場料(購入後、7日間有効)
- Private Vehicle:自家用車(車1台につき):$30
- Motorcycle:バイク(1台につき):$25
- Per Person:徒歩もしくは自転車(一人につき):$15
- Groups:グループ(16人以上乗車の車は、一人につき$15):問い合わせ
年間パス(1年間有効)
- Joshua Tree National Park:ジョシュアツリーのみ:$55
- Interagency Annual:アメリカ国内全ての国立公園パス:$80
(年パス所持者+大人3人まで、4人目以降は1人につき入場料が掛かります。16歳未満の子供は常に無料) - Interagency Senior:アメリカ国内全ての国立公園パス(シニア用):$20
- Interagency U.S. Current Military:現在ミリタリーで働いている:無料
生涯パス(米国人、または永住者)
- シニア(62歳以上): $80
- 障害者:無料
アメリカに住んでいる人なら、$80の年間パスがオススメです。1年以内に3回以上、国立公園を訪れるとパスの元が取れてしまいます。
Jumbo Rocks Campgroundの位置は?
場所
このキャンプサイトは、ジョシュアツリー国立公園内のやや左上に位置しています。
各公園入口からの距離
3カ所ある各公園の入り口からはそれぞれ、
- West Entrance Station からは、約20マイル(32㎞) 車で約30分
- Twentynine Palms Fee Entrance (North Entrance Station) からは、約8.5マイル(14㎞) 車で約13分
- Cottonwood Visitor Center からは、約34マイル(54㎞) 車で約50分
かかります。
Jumbo Rocks Campgroundの特徴
このジャンボロックスキャンプグランドの周りは全て、ジョシュアツリー国立公園にある特有の丸くて大きい岩が無数にゴロゴロしています。
違う惑星に来たのでは!?と錯覚するくらいに、見える景色が日常とは違います。
泊まるサイトによっては、大きい岩の真横にテントを設営できます。サイトから見れる景観はもちろん、時間帯によっては岩で影が作れられるので、暑さ対策にもなります。
キャンプグラウンド内の地図
キャンプグラウンドの中は全て、車が通れるように道が作られています。
サイトの隣に車を横付けできるので、重い荷物の移動も楽チンです。(ありがたい)
また、キャンプグラウンドの中にゴミ収集コンテナがあるので、キャンプの帰りにゴミを捨てて帰る事ができます。
料金
一泊の料金は、15ドルです。
料金の支払い方法
キャンプグラウンドの入り口には、銀色の集金箱が設置してあります。
この集金箱の手前には、茶色の箱が付けられています。
茶色の箱の中には、 ふたつ折りのオレンジ色の紙が入っています。
紙には切り取り線が入っていて、封筒の部分とチケットの部分に分かれるようになっています。
紙の内側には、利用規約が書かれています。
- 1サイトにつき、最大6人、テントは3個、車は2台まで
- キャンプと駐車は、各サイトの決められた中で行うこと
- 10PM~6AMは、静かにすること
- 発電機は、7AM~9AM、12PM~2PM、 5PM~7PMの間に使うこと
- 火の取り扱いは、キャンプサイトの火を扱う場所でのみ許可されています
- 倒木または、死んでいる木、生きている植物を集めることは禁止
- ペットは、いつもリーシュで繋がれてなくてはならない
- ペットは、トレイル、道またはキャンプグラウンドから100 feet(30m)を超えて入ってはいけない。
- 自動車と自転車は、決められて道を走ることは許可されている
紙の外側には、封筒とチケットの部分にそれぞれ記入する欄があります。(ボールペンが必要になります。サイトには置いてありません)
- Amount Enclosed:封筒に入れたお金
- Campsite No.:自分が泊まるサイトの番号
- Purchase Date:利用し始める日(月/日/年)
- No. of Nights Paid For:何泊するのか
- NAME:名前
- CHECK ONE:□テント泊 □
- Vehicle LIc. No. :車のナンバープレートの番号
- State:車の登録されている州
- Senior/Access No.:シニア割引、または、障害者割引を使う方はこの欄に登録番号を入れます
封筒の部分は、宿泊する日数分のお金入れて、入り口の集金箱に入れます。(お金は、USドルのみを入れてください)
もう一方のチケットの部分は、各サイトに番号が記された杭があるので、杭に付けられているクリップに紙切れを挟んで吊り下げます。
この柱に紙を吊り下げていることで、”このサイトは使用中”という証明になるので、くれぐれも忘れないようにしてください。
帰る際は、この紙を忘れずに取り外ましょう。
利用手順
インターネットでサイトの予約とれない時(泊まるサイトが確保出来ていない場合)のスマートな利用手順は、以下のとおり。
- キャンプグラウンドの入り口で、オレンジ色の紙(集金封筒)を取る
- 車で回りながら、キャンプサイトを探す
- サイトを見つけたら、オレンジ色の紙にある記入欄に記入する
- サイトにある杭に、オレンジ色のチケットの部分を吊り下げる
- 車で入口に戻り、集金箱にお金を入れたオレンジ色の封筒部分を入れる
サイトの備品
各サイトには、
- ピクニックテーブル
- ファイヤーリング(焚き火をするための囲い)
- グリル台(料理用)
が備え付けられています。
星空
夜になると、無数の星達を見る事が出来ます。これがキャンプの醍醐味!
夜の公園の中は明かりが一つもなく真っ暗なので、ヘッドライトがあると手を開けられるので非常に便利です。
場所によっては、特徴的な岩とたくさんの星を一緒に撮る事ができます。
(この写真は、たまたま車のブレーキランプによって岩が赤くなっています)
トイレ事情
キャンプグランドには、いくつか男女共同のトイレ小屋が建っています。
トイレは”ボットン式”で、便器の中、奥深くには溜まった排出物が丸見え。。。ニオイは、そんなにキツくありません。
トイレットペーパーは、たくさん備え付けられているので、”用を足したはいいが。。。”みたいな悲劇は起こらないでしょう!
ただ、環境のことを考えられたトイレットペーパーなのか、紙質は異常に硬く(薄いプラスチックみたいな感じ)、さらに、拭きづらいです。
なので、これが嫌な人は、自分で簡易トイレキットを持参して、テントの影や岩の影ですることをオススメします。
まとめ
今回が、アメリカでの初めてのキャンプでした。
昼間は、雲一つなく太陽がずっと出ていて、半袖・半ズボンでも暑かったです。
日中は、タープがないと影がどこに出来ずに逃げ場がないので”必需品”です。
夕方5時頃になると、岩で影が出来て大分涼しくなりました。
夜は、涼しくなるので薄手のフリースは必需品です。
また、回りに電柱などの手元を照らしてくれる明かりはないので、ランタンやヘッドライトはマストアイテムです。
虫は、ハエやクモがいましたが、数はそんなにいませんでした。
夜になると大きな毛虫が2匹程、明かりに寄ってきました。
ジョシュアツリー国立公園についての記事はコチラ
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ジョシュアツリーの他のキャンプ場についてはコチラ
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