およそ一カ月前に、ジョシュアツリー国立公園の中にあるキャンプ場 ”Jumbo Rocks Campground” でキャンプをして、夜空に輝く星に魅了されて、今回もはるばるジョシュアツリーに来てしまいました。
今回は、前回とは別のキャンプ場 ” Indian Cove Campground ” でキャンプをしました。
ジョシュアツリー国立公園についての記事はコチラ
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もくじ
Joshua Tree National Parkの位置は?
ジョシュアツリー国立公園は、カリフォルニア州の南に位置しています。
LAX空港からは片道約3〜4時間ほど、距離にして160マイル(260km)程あります。
Joshua Tree National Parkの入口は?
公園には、3ヶ所から入る事ができます。
1.West Entrance Station(料金所)
2.Twentynine Palms Fee Entrance(料金所)
3.Cottonwood Springs Road
Cottonwood Visitor Centerの南に位置する入口です。
入口からそのまま北上して、入場券は”Cottonwood Visitor Center”で買いましょう。
Joshua Tree National Parkの入場料
公園内に入るには、入場料が必要です。
入場料は、公園入口にある2つの料金所、もしくは、3ヶ所のビジターセンターで購入する事ができます。
- Joshua Tree Visitor Center
- Oasis Visitor Center
- Cottonwood Visitor Center
※ちなみにビジターセンターでは、お土産も売っています。
入場料(購入後、7日間有効)
- Private Vehicle:自家用車(車1台につき):$30
- Motorcycle:バイク(1台につき):$25
- Per Person:徒歩もしくは自転車(一人につき):$15
- Groups:グループ(16人以上乗車の車は、一人につき$15):問い合わせ
年間パス(1年間有効)
- Joshua Tree National Park:ジョシュアツリーのみ:$55
- Interagency Annual:アメリカ国内全ての国立公園パス:$80
(年パス所持者+大人3人まで、4人目以降は1人につき入場料が掛かります。16歳未満の子供は常に無料) - Interagency Senior:アメリカ国内全ての国立公園パス(シニア用):$20
- Interagency U.S. Current Military:現在ミリタリーで働いている:無料
生涯パス(米国人、または永住者)
- シニア(62歳以上): $80
- 障害者:無料
アメリカに住んでいる人なら、$80の年間パスがオススメです。1年以内に3回以上、国立公園を訪れるとパスの元が取れてしまいます。
Indian Cove Campgroundの位置は?
場所
このキャンプサイトは、ジョシュアツリー国立公園の北側に位置しています。
入園ゲートの外側に位置しているので、キャンプのみであれば入園料は必要ありません。
各公園入口からの距離
3カ所ある各公園の出入口からはそれぞれ、
- West Entrance Station からは、約17マイル(32㎞) 車で約25分
- Twentynine Palms Fee Entrance (North Entrance Station) からは、約13マイル(14㎞) 車で約19分
- Cottonwood Visitor Center からは、公園内を通って約47マイル(54㎞) 車で約60分
かかります。
キャンプ場の予約について
国が管理している国立公園のサイトをチェックしてみると、ジョシュアツリー内の全キャンピングサイトは”5月~9月”までの暑い時期は予約ができません。
それ以外の時期は、涼しい or 寒いので、年中熱いカリフォルニアから避暑地として訪れる人が多くなるからか、予約ができます。
では、何時までに行けば場所を確保できるのか?
調べてみたところ、”遅くとも10;00迄には現地についていないといけない”らしい。
これは、前日に泊まった人達は次の日に観光をするので、朝食を済ませ片付けをして、大体9;00~10:00の間に出ていくらしい。
なので、絶景のサイトや気に入ったサイトに泊まりたい人はそれよりも早く着き、前泊者に出ていくのか、聞いて交渉して回った方が良いでしょう。
Indian Cove Campgroundの特徴
このインディアンコーブキャンプグランドは、
ジョシュアツリー国立公園のゲートの外側にあるので、キャンプのみであれば入園料は掛かりません。
このキャンプサイトは、四方を山で囲まれているので、そびえ立つ山々の稜線を見ることができ、その雄大な景色に癒されながらキャンプをすることができます。
また、点在している巨大な岩以外に、影を作り出せるものは何もないので、岩の影となるサイトは人気です。
スマートフォンに入っているコンパスアプリなどを使って、岩と太陽の方角を確認しながら良いサイトを見つけることをおすすめします。
キャンプグラウンドの地図
キャンプグラウンドの中は、車が通れるように道が作られています。
サイトの隣に車を横付けできるので、重い荷物の移動も楽チンです。(ありがたい)
また、キャンプグラウンドの中にゴミ収集コンテナがあるので、キャンプの帰りにゴミを捨てて帰る事ができます。
料金
一泊の料金は、20ドルです。
料金の支払い方法
キャンプグラウンドに行く途中に、レンジャーステーションがあるので、一度寄ります。
レンジャーステーションの入口には、集金用の封筒が置かれているので1枚貰います。
封筒には、切り取り線が入っていて、封筒の部分とチケットの部分に分かれるようになっています。
紙の内側には、利用規約が書かれています。
- 1サイトにつき、最大6人、テントは3個、車は2台まで
- キャンプと駐車は、各サイトの決められた中で行うこと
- 10PM~6AMは、静かにすること
- 発電機は、7AM~9AM、12PM~2PM、 5PM~7PMの間に使うこと
- 火の取り扱いは、キャンプサイトの火を扱う場所でのみ許可されています
- 倒木または、死んでいる木、生きている植物を集めることは禁止
- ペットは、いつもリーシュで繋がれてなくてはならない
- ペットは、トレイル、道またはキャンプグラウンドから100 feet(30m)を超えて入ってはいけない。
- 自動車と自転車は、決められて道を走ることは許可されている
紙の外側には、封筒とチケットの部分にそれぞれ記入する欄があります。
(ボールペンが必要になります。サイトには置いてありません)
- Amount Enclosed:封筒に入れたお金
- Campsite No.:自分が泊まるサイトの番号
- Purchase Date:利用し始める日(月/日/年)
- No. of Nights Paid For:何泊するのか
- NAME:名前
- CHECK ONE:□テント泊 □
- Vehicle LIc. No. :車のナンバープレートの番号
- State:車の登録されている州
- Senior/Access No.:シニア割引、または、障害者割引を使う方はこの欄に登録番号を入れます
封筒の部分は、宿泊する日数分のお金入れて、入り口の集金箱に入れます。(お金は、USドルのみを入れてください)
もう一方のチケットの部分は、各サイトに番号が記された杭があるので、杭に付けられているクリップに紙切れを挟んで吊り下げます。
この柱に紙を吊り下げていることで、”このサイトは使用中”という証明になるので、くれぐれも忘れないようにしてください。
帰る際は、この紙を忘れずに取り外ましょう。
利用手順
インターネットでサイトの予約とれない時(泊まるサイトが確保出来ていない場合)のスマートな利用手順は、以下のとおり。
- レンジャーステーションの入口で、オレンジ色の紙(集金封筒)を取る
- 車で回りながら、キャンプサイトを探す
- サイトを見つけたら、オレンジ色の紙にある記入欄に記入する
- サイトにある杭に、オレンジ色のチケットの部分を吊り下げる
- 車でレンジャーステーションの入口に戻り、集金箱にお金を入れたオレンジ色の封筒部分を入れる
サイトの備品
各サイトには、
- ピクニックテーブル
- ファイヤーリング(焚き火をするための囲い)
- グリル台(料理用)
が備え付けられています。
星空
夜になると、無数の星達を見る事が出来ます。これがキャンプの醍醐味!
夜の公園の中は明かりが一つもなく真っ暗なので、ヘッドライトがあると手を開けられるので非常に便利です。
場所によっては、特徴的な岩とたくさんの星を一緒に撮る事ができます。
トイレ事情
キャンプグランドには、いくつか男女共同のトイレ小屋が建っています。
トイレは”ボットン式”で、便器の中、奥深くには溜まった排出物が丸見え。。。ニオイは、そんなにキツくありません。
トイレットペーパーは、たくさん備え付けられているので、”用を足したはいいが。。。”みたいな悲劇は起こらないでしょう!
ただ、環境のことを考えられたトイレットペーパーなのか、紙質は異常に硬く(薄いプラスチックみたいな感じ)、さらに、拭きづらいです。
なので、これが嫌な人は、自分で簡易トイレキットを持参して、テントの影や岩の影ですることをオススメします。
まとめ
訪れた時期は7月中旬。
ビジターセンターでは、こんな掲示が。
・1マイル以下のハイキングにすること
・10:00~18:00まではハイキングを避けること
・1時間に1リットルの水を飲むこと
と、「非常に暑いので気をつけて」と言うお知らせが書かれていました。
後から知りましたが、この日の気温は「最高108°F(42℃),最低82°F(28℃)」でした。
日中は、太陽の日差しが強く、外にいるだけで汗が。。。 タープの下でも、風が吹かないと熱かったです。
我慢の限界に達したら、車に入ってクーラーで涼をとりました。
夜中になっても、上着いらずの熱さ。 熱帯夜でした。
テントに入ると横になると、地面からポカポカとした熱さが。
日中、温められた地面が夜には熱を発っします。
スリーピングマットの上でも、熱を感じるので。非常に寝ずらかったです。
この場所での真夏のキャンプはオススメしません。
次は、秋〜春に来ようと思います。
ジョシュアツリー国立公園についての記事はコチラ
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ジョシュアツリーの他のキャンプ場についてはコチラ
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