マウンテンバイクでトレイルを走行中にパンクしたら、どうしよう。
チューブレスタイヤなら、シーラント剤がある程度の穴なら自動的に埋めてくれますが、大きい穴ではなかなか埋まりません。
埋めれなかった場合は空気が全部抜けてしまうので、予備のチューブをタイヤに入れる必要があります。
クリンチャータイヤであれば、チューブを修理する必要があります。
その後、抜けてしまった空気を入れ直すために、携帯ポンプかCO2インフレーター で空気を入れます。
CO2は、とてもコンパクトでポンピングする手間がかからないので便利ですが、一発勝負の使い切りなので、注入に失敗したら終わりです。。。
山の中で、空気を入れられなかったら地獄なので、 必ず携帯ポンプは持つようにしています。
そこで今回は、いろいろなメーカーの携帯ポンプを吟味した結果、非常に入れやすいハンドポンプを購入したのでレビューします。
もくじ
crankbrothersとは?
1997年に創設されたアメリカのブランド。本社は南カルフォルニアのラグーナビーチ(Laguna Beach)に位置しています。
当初は、ラグーナビーチのガレージで製品を開発し、今では世界中で認知されるブランドとなりました。
創設以来、”シンプル”ということをデザイン哲学として製品を開発しています。
Klic hv
クランクブラザーズのマウンテンバイク用携帯ポンプ “Klic hv “について紹介します。
特徴
特徴を簡単にまとめると
・ハンドルが”T字”に変形するので、握り易く、力を入れやすい
・ポンプと自転車側のバルブをホースで繋げるタイプなので、バルブに負荷が掛からない。ポンプを持つ角度に自由が効く
・ホースとポンプの着脱はマグネットでできるので簡単
・ホースの接続口が横からなので、鉄柱や木などを使って押し込める
・ちょうど良いサイズ感(220mm)
・米式/仏式 どちらも対応
・小さな部品を収められる、隠しポケットがある
詳細
ハンドル
通常の状態では、ポンプと一緒に真っ直ぐ収納されている。
使う時は、引き出してハンドルを曲げれば簡単に力の入れやすい” T字 ”にする事ができる。
ホースの収納
ホースはハンドルを曲げると取り出す事ができる。
ポンプのシリンダー部分に入っている。
ポンプを振ると、ニョキッと出てくる。
ポンプとホースの接続
ポンプとホースの接続はマグネットで行う。
ポンプの穴の中に、ホースを差し込むと磁石の力で勝手に固定される。
そう簡単には、外れないので激しくポンピングしても大丈夫!
ホースとの接続口
ホースとの接続口は、カバーを回転させる事でカバーができるので、土やゴミなどが詰まって使えなくなることもなさそう。
この回転するカバーには、程よいクリック感があるので、勝手に回ってしまうことはない。
金口
ホース先端につく青色の金口を、上下逆さまにすることで、米式/仏式 に対応する事ができる。
小物の収納
ハンドル部には、ちょっとした収納がある。
銀色の蓋を回転させて開けると、”深さ 3cm x 直径 2cm” ほどの大きさの部屋がある。
予備のバルブコアや予備のチェーンリンクなど、ちょっとした物を収納できるので便利です。
フレーム固定用ホルダー
自転車のフレームに固定するためのアダプターも付属しています。
台座の部分はプラスチックで、ベルトはマジックテープ式のものです。
マウンテンバイクでトレイルにいくときは、リュックを背負っていくので私は使いませんが、あったらあったで便利です。
まとめ
・全長20mmは一般的なサイズである。リュックの中に入れても邪魔にならない。
・ポンプのヘッドとバルブの間にホースがあるので、とても入れやすい。
・ハンドルがT字になるので、持ちやすい。
・ホースがマグネットで着脱できるのが地味に便利。
・大きいポンプの入れやすさは魅力ですが、大きさがネックという人におすすめ。
非常に入れやすいです。