こんにちは、キリンです。
この度、生まれて初めてアクションカムで有名なGoPro(ゴープロ)を購入しました。
日常使っているカメラは、2016年に初めて購入したAPS-Cサイズの一眼レフ「キャノンのEOS 80D」に以下3本のレンズ。
- 標準ズームレンズ
【Canon】 EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM - 単焦点レンズ
【SIGMA】 30mm F1.4 DC HSM - 超広角ズームレンズ
【TAMRON】 10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD
そして、現代の生活になくてはならない「スマホ」(iPhone 11)を使っています。
本ブログの写真は全て、この2つ機材(一眼レフとiPhone)を使用して撮影。
また、細々と制作している2つのチャンネルのYouTube動画もこれらを使って撮影しています。
ですが、昨今の動画では5軸手ブレ補正機能が入った「ミラーレス一眼」が主流。
センサーサイズも「APS-C」より大きな「フルサイズ」は、背景ボケがAPS-Cより綺麗で、とても雰囲気のある映像が撮れます。
「私もボケが綺麗で手ブレの無い映像が撮れるカメラが喉から手が出るほど欲しい!」
ですが、購入するとなると、カメラ本体だけでも十数万以上。 そして、レンズも必要となると・・・
無理。 無理。 無理。。。
ただ、ミラーレスカメラにしても、所有している一眼レフカメラにしても言えること、それは、
「本体+レンズで、かなりガサばる。」
ということ。
街中で少し動画を撮ろうと思っても、大きいカメラを構えているだけで、かなり目立ちます!
そんな周りからの視線に耐えられない私は、
「もっと手軽に、もっと身近に」
動画を撮影できるものを探した結果、今年 2020年9月に発表された「GoPro HERO9」を買うことにしました。
今回発表された「GoPro HERO9」は、前作からかなり大きくアップデートされました。
購入しようと決断することが出来た特徴について、そして、開封までを本記事にしました。
もくじ
GoProとは?
GoPro(ゴープロ)は、2002年にアメリカ、カリフォルニア州で創設された会社です。
創設者であるNick Woodman は、サーフィン、スキー、モータースポーツの愛好家で、サーフィンをしている彼の友達、そして、自分をきれいに撮影するために方法を探すことに熱中し、2005年に現在のGoProの元となるカメラ「GoPro HERO」を開発しました。
ちなみの初代のカメラ「GoPro HERO」は、35mmのフィルムで撮影するカメラでした。
その後、2007年に静止画と動画を撮影できる「 Degital HERO3」を開発。
2010年からは1年毎に新機能を加えた先進的なカメラを発表しています。
最新作「GoPro HERO9」 と前作までの違いって?
今年、2020年9月に発表された「GoPro HERO9」は今までのGoPro製品と比較してかなり大きなアップデートをしました。
その中でも特徴的なものを厳選して以下にまとめてみました。
前面モニターを装備
今回のモデルで初めて、カメラ前側(レンズ面)に1.4インチのカラー液晶を装備しました。
このアップデートはかなり大きい進化で、この液晶によって、自撮りをしている際に「どこに自分が入っているか」、「画角が良いのか」確認することが出来ます。
また、自撮り意外にも、背面モニターを確認しづらい場所に取り付けて撮影する際に、前面で確認ができるので非常に便利です。
使用例)チェストストラップで撮影する際に、画角を前面モニターで確認できる
水平維持機能が付加
画角が「リニア」のときに、自動で水平補正する機能を選択することができます。
今までのGoProでは、アプリを使って撮影後に水平補正しなくてはいけませんでした。
しかし、「GoPro HERO9」では、カメラの角度が45度以内であれば自動で水平を保つ大変便利な機能がつきました。
カメラを少し傾けても自動で水平に調整してくれるので、少々粗い撮影の仕方でもブレのない綺麗な映像を撮影できます。
使用例)自転車に取り付けて撮影しても水平がキッチリ出るので、フラフラした映像にならない。
バッテリー容量が増加
前作のGoPro HERO8 より更にバッテリー容量が約40%増量されました。
1220mAhから500mAh増加し、1720 mAhになりました。
バッテリーの持ちの悪いGoProのバッテリー容量が多くなることは、出先でバッテリー交換の頻度を少なくできるので嬉しいです。
バッテリーの残量を少しでも気にせずに撮影できるはありがたい。
脱着式レンズ
GoPro HERO9 を買うと、本体には「レンズカバー」と呼ばれるレンズを保護するためのカバーがついてきます。
この「レンズカバー」を「Max レンズモジュラー」と呼ばれるレンズに交換することで、カメラを360度回転させても、水平を維持してくれます!
更に、155度というGoPro史上最もワイドな画角での撮影が可能になります。
交換用の「レンズカバー」は、定価2,500円(税別)です。
Max レンズモジュラーは、定価11,900円(税別)です。
GoPro HERO9を開封
HERO9を購入した経緯、特徴を長々書いてしまいましたが、早速、開封して行きます。
今回より梱包がガラッと変わりました。
環境へ配慮のためプラスチックゴミを減らすために、GoPro本体はチャック付きのケースに収めらる形となりました。
このケースを開けてみると。
紙製の梱包型に以下の物が同封されています。
- GoPro HERO9 本体
- 充電ケーブル(USB-A to USB-C)
- サムスクリュー
- マウント用バックル
- 粘着性ベースマウント (曲面)
この梱包型を抜いてしまえば、ケースの中の空間をたっぷりと使うことができるので、GoProのアクセサリー類をまとめて収納できます。
GoPro HERO9
正面
カメラ正面には、カラー液晶が付属。
この液晶に自撮りしている時に画角を確認することが可能。(消灯させることも設定可能)
液晶の上部にはLEDインジケーターがついていて、撮影時に点滅させて録画していることを確認できます。(消灯させることも可能)
背面
背面には、大型のタッチディスプレイが。
ディスプレイの左上部にもLEDインジケーターがあり、撮影時に点滅させて録画していることを確認できます。(消灯させることも可能)
左側面
左側面には頑丈なロック機構が付けられたドアが。
このドアを開けると、バッテリー、Micro SDカードが収まり。そして、USB-Cポートがあります。
右側面
右側面には、ボタンがひとつ。 ボタンの下部には、排水口が。
このボタンで、電源の入切。
そして、「写真」or「動画」or「タイムラプス」の3つ撮影モードを変更することができます。
上面
上部には、ボタンが一つ。
このボタンで、撮影の開始&停止が出来ます。
下面
下部には「フィンガー」と呼ばれる、GoPro本体をさまざまなアクセサリーにマウントするための機構が。
このフィンガーに、さまざまな会社から出ている GoProマウントに「サムスクリュー(手回しネジ)」で固定することで、確実にカメラを固定することが出来ます。
充電ケーブル
片側はUSB-C、反対側はUSB-A。
本体側のUSB-Cポートに充電ケーブルを接続することで、バッテリーを充電することが出来ます。
(写真では別のケーブルを使っています。)
また、充電しながらの撮影もできるので、長時間のカメラを置いてなどの撮影ではモバイルバッテリーに繋げて撮影することでバッテリーの減りを気にする事なく撮影できます。
(写真では別のケーブルを使っています。)
サムスクリュー
GoProならではの固定方法。「The ネジ」です。
このネジで、GoPro下部のフィンガーと対応するマウントを固定します。
マウント用バックル
このマウント用バックルを「GoProのフィンガー」に取り付けることで、バックルに対応した「クイックリリースベース」に簡単に GoProを着脱することが出来ます。
「サムスクリュー」で取り外しする必要がないので、非常に楽です。
バックルに対応した「クイックリリースベース」が付属するアクセサリーは、
- サクションカップ マウント
- Chesty
- スイベルクリップ(マグネット付き)
- ザ・ハンドラー
- サーフボード マウント
- ハンドルバー/シートポスト/ポール マウント
- ヘルメット フロント + サイド マウント
- チューブ マウント 大
- ベースマウント(平面・曲面)
などがあります。
粘着性ベースマウント (曲面)
写真:粘着性ベースマウント (曲面)
この「粘着性ベースマウント」を、バイク用のフルフェイスヘルメットやスキー、自転車用のヘルメットに貼り付け、「マウント用バックル」を装着したGoProをマウントすることが出来ます。
同時購入したアクセサリー類
GoPro HERO9本体だけでは、せっかくのGoProの本領を発揮できません!
今回、同時購入したアクセサリーを紹介します。
スペアバッテリー
本体に同封されるバッテリー1個だけでは、絶対に足りない。
スペアバッテリーは必要です。
絶対に買うべきアクサセリー!
デュアルバッテリー充電器+スペアバッテリー
これもなくてはならないアクセサリー!
この充電器がないと、バッテリーを充電するにもGoPro本体にUSB-C端子を挿してバッテリーを充電するしか方法がありません。
サブバッテリーを充電するにも本体だけでは、1個ずつしか充電できないので不便ですし、時間が掛かってしまいます。
この充電器でバッテリーを2個充電し、本体でバッテリーを1個充電ができるので、合計3個のバッテリーを同じ時間で充電することができます。
内容物
- 充電器:1個
- サブバッテリー:1個
- USB-A to USB-C ケーブル
充電器について
充電器には、充電用のUSB-Cポートがひとつあります。
充電器の底面には、ラバーが貼られています。
サクション カップ
つるつるの平面にならどこでも吸い付く「サクションカップ」。
車載動画はもちろん、サーフィンやスノーボードに固定して撮影することで今までになかった画角での撮影が可能!
まだ使ったことないのですが、吸着力が凄いとのこと!
車のダッシュボードにつけてタイムラプスなど撮影するのに購入しました。
内容物
- サクションカップ
- 調節可能アーム
- スタンダード マウント
- クイックリリース マウント
Shorty
これは「Shorty(ショーティー)」と呼ばれる自撮り棒兼三脚。
一番コンパクトにした状態でこちら。
iPhone 11 よりも長さが短いです。
携帯性に非常に優れているので、機動性抜群のGoProの長所を潰すことなく、ミニマルに撮影が出来ます。
縮めた状態で使用することで、グリップが安定し、滑らかな映像を撮ることが出来ます。
更に、グリップ部を開くことができます。
開くことで三脚となるので、カメラを置いて撮影することが出来ます。
定点撮影や自撮り撮影など使い勝手が抜群。
また、自撮り棒と言えど、最大に伸ばした状態でも短めです。
短いので、周りの人に圧迫感なく使用することが出来ます。
ワイドな画角で撮影ができるゴープロならでは。
この長さでも十分に後ろの景色を入れることが出来ます。
棒を伸ばした状態でも三脚が使用できるので、幅の広い使い方が出来ます。
Chesty
GoProを胸の位置で固定して撮影できる「Chesty(チェスティ)」
マウンテンバイクやロードバイク、釣りなど両手を使わずに撮影ができるので非常に便利です。
内容物
- パフォーマンス チェスト マウント
- 垂直マウント用バックル
- サム スクリュー
チェストマウント
ベストのように体に密着して使用するので、着け心地が気になりますが、
パッドはフワフワしていて、通気性も抜群の素材で作られています。
また、付け外しが簡単にできるように設計されています。
マウント部の右側にあるバックルを指で挟むことで、簡単に左側のストラップを外すことが出来ます。
垂直マウント用バックル
Chesty に付属されてくるマウントは、GoPro HERO9 に付属されてくるものと形が違います。
垂直マウントバックルは、通常のマウントバックルに比べて GoProの固定部が高くなっています。
この高さによって、GoPro本体を寝かせて設置することが出来ます。
マグネット付きスイベルクリップ
このクリップにGoProを取り付けて、リュックの肩パッドなどにクリップを挟めば、手軽にGoProを使って日常を撮影することが出来ます。
クリップなので付け外しが簡単。
挟めればどこにでもつけられます。
そして、隠れギミックとしてクリップの底面には磁石が埋め込まれているので、平い金属面(鉄系の素材)に磁力でくっ付きます。
簡易的に車の外装に取り付けての撮影や、街中の鉄柵、看板など、意外なところで使用することができるかもしれません。
内容物
- マグネット付きスイベル クリップ
- 垂直マウント用バックル
- サム スクリュー
マグネット付きスイベル クリップ
マウントベースが付属したクリップです。
クリップは挟む力が抜群! 更に、挟む面には滑り止めのゴムが貼られているので簡単には外れません!
また、クリップに取り付くマウントベースは、360度回転させることができるので、クリップの取り付け角度に関係なく、カメラを水平に設置出来ます。
垂直マウント用バックル
「マグネット付きスイベルクリップ」にも、「Chesty」と同じ「垂直マウント用バックル」が付属してきます。
このマウントによって、カメラをリュックのパッドなどに付けても真正面を向けて撮影することが出来ます。
まとめ
今回手に入れたGoPro HERO9 は、「使い勝手」、「携帯性」が非常によく、ジンバル要らずの手振れ補正があるのでどんな場面でも使用することが出来ます。
iPhoneでも手軽に動画の撮影ができますが、「データを喰ってしまったり」、「電池残量にハラハラしたり」と、やはり本当のカメラと比較しすると不安要素があります。
街中での本格的な一眼レフカメラでの撮影にためらいがある方には、GoProのようなコンパクトで、手ブレを気にせずに撮影ができるものをオススメします。
本格的に日常使いで使用して、動画をアップロードしていきたいと思います。