私が持っている三脚は、一眼レフカメラを買ってからすぐに購入した、「マンフロットのBefree」が一つ。
この三脚は、旅行用として有名で、非常にコンパクトになり、持ち運びにとても便利な三脚で気に入っている。
ただ、難点を挙げるとすれば、旅行用が故に、最大高さが低い。
最大高さ、145cm。
家で物撮りをするときにも使っていますが、高い視点から写真を撮りたい時には、椅子を3個使って撮影しています。
また、三脚だけで俯瞰撮影をしていますが、どうしても三脚の足が2本入ってしまいます。
そこで、俯瞰撮影ができる新しい三脚を購入しようと思い、ネットで探してみるも、アルミ製の三脚でも雲台付きとなると軽く4万円ほどしてしまいます。
どうせならもう少しお金をためて、「カーボン製の三脚を買った方が良いのか?」など色々と考えた末、
今持っている三脚にスライディングアームを追加して俯瞰撮影するという案に辿り着きました。
もくじ
候補になったスライディングアーム
候補となったスライディングアームは、この2つ。
1.【SLIK】 スライディングアームⅡ
2. 【Leofoto】 回転式センターポール(HC-28)
2つの製品を比較すると、
Leofoto HC-28 | SLIK スライディングアームⅡ | |
最大長さ | 400mm | 497mm |
パイプ直径 | 28mm | 24mm |
ストローク量 | 330mm | 370mm |
耐荷重 | 10kg | 2kg |
製品重量 | 413g | 530g |
素材 | カーボン+アルミ | – |
特徴 | 360度目盛り付きパンニングベース 2つの水準器 回転機構付き荷重フック | 荷重フック |
ストローク量は、SLIK製のスライディングアームが40mm程多いです。
逆に、Leofotoの方がパイプ直径が太く、頑丈なため、耐荷重が最大10kgとなっています。
特徴的なのは、Leofotoには水準器がベースの部分に付属していたり、パン機構ついていたりと、何かと機能が満載です。
さらに、Leofotoはカーボン製なので見た目に高級感があります。
なので今回、Leofotoを購入することに。
HC-28を開封
カーボンはマットカーボンで、非常に質感が高いです。
カーボンパイプには溝が掘られていて、アルミベースにはその溝に合うように突起があり、パイプが回転しないように設計されています。
カメラ側のベースには、ゴムクッションがついていて、クランプを緩めた際に、「ストン」とスライドが急に落ちてしまっても、カメラに衝撃が伝わらないようになっています。
カメラの反対側には、360度回転機構付きのフックがついています。
このフックに重りを吊り下げることで、カメラの自重によりアンバランスになりがちな俯瞰撮影でも安心して撮影を行うことができます。
フックが360度の回転式なのがとても便利で、フックに掛けたオモリは落ちません。
スライディングアームのベースには、パンができる機能がついているので、三脚の足の角度に依存せずに使うことができます。
角度調整部分は、水準器と-90度〜90度まで7.5度ずつ目盛りが記されています。
この目盛りに合うように、7.5度づつ角度を調整できます。
これは、カメラ側にもフック側にもついているので、カメラを下に向けた角度でも使うことができます。
スライド調整クランプには、締め付けが方向がすぐに分かるように南京錠のマークが記されています。
全てのクランプレバーの質感が非常に高く、マット超の金属で出来ていて、軽い力でクランプが固定できます。
雲台ベースは、直径が49mmあるので、元々、三脚に付属していた自由雲台が余裕で乗せられます。
自由雲台の固定ハンドルと少し台座が当たってしまいますが、固定ハンドルは外側に引き出して回転させることができるので問題なし。
使用した感じ
CANONのAPS-Cの一眼レフ(EOS 80D)に標準ズームレンズを付けて俯瞰撮影をしてみました。
やはり、カメラだけではバランスが取れないので、1Lサイズのナルゲンボトルに水を入れてフックに掛けて使用しました。
バランスが取れれば、安定して撮影することができました。
まとめ
今回、初めてカーボン製の三脚グッズを購入しました。
やはり、値段は高いですが、軽さや剛性、高級感はカーボン製に軍配が上がります。
Leofotoの三脚は、価格に対して品質が高く、最近人気があるのが分かります!
お金を貯めて、次は三脚かな。。。