夏場のキャンプ場で、影を作ってくれる救世主といえばタープ!
テントは構造上、風を遮ってしまい熱がこもってしまうので、テントの中は暑すぎていられません。
2ルームテントも、もちろん壁があるので風がなかなか抜けず、中は暑いです。
そんな夏場のキャンプで、太陽からの光を遮り、風を通してくれる快適な居場所を作ってくれるのはタープです。
もくじ
このタープを簡単に動画で紹介
Rendezvous Sun Shield Shelter 120の概要
ランデブータープは、山岳用テント、山岳用のストーブを開発しているアメリカのメーカーMSRが出している、超軽量なタープです。
サイズ
サイズは、2種類あります。
120サイズ
- 定員:2~4人
- 総重量:1620 (g)
- フロア面積:10 (㎡) 380 x 360 cm
- 室内最大高:180 (cm)
- 収納時サイズ:51 x 15 cm
- ガイコードポイント:7ヶ所
- ポール:2本 φ16mm x 6ft(アルミニウム製)
200サイズ
- 定員:6~12人
- 総重量:3060 (g)
- フロア面積:18.6 (㎡) 550 x 480 cm
- 室内最大高:228(cm)
- 収納時サイズ:64 x 15 cm
- ガイコードポイント:7ヶ所
- ポール:2本 φ22mm x 7.5ft(アルミニウム製)
ポールがアルミ製だから、結露や雨で濡れてもサビないね
タープの素材
タープの生地は、68D リップストップポリエステルが使われています。
耐水圧は、1,500mm。ポリウレタン&シリコンコーティングがされています。
紫外線防止指数UPF50+のUV プロテクションが生地に施されているので、日焼け予防になります。
UVカット機能がついた生地だから、薄着でも日焼けをしなくて済むね
表面は、琥珀色をしています。
7ヶ所ある角は、アクセントに赤色の生地が使われています。
裏面は、銀色の生地が使われています。
タープを建てると、銀色ではなく、薄い白色に見えます。
ガイコードの収納
7本あるガイコードは、それぞれ、タープの角にある袋に収納することができます。
袋は、マジックテープで簡単に開閉できるようになっています。
ガイコードが絡まらず、邪魔にならないので、非常にスムーズにタープを畳むことができます。
ガイコードが絡まないように、袋がタープについているなんて非常に便利だね!
ペグ
ランデブータープに付属するペグは、MSRの”Groundhog Tent Stakes”です。
断面がY字型なので、地面を捉える摩擦抵抗と強度が高いのが特徴です。
タープの貼り方
①タープを張りたい場所に広げる。
このタープは、ユニークな7角形をしているので、
このときに、どこを出入口にするのか決めてしまうと、後々、張り直しをしなくて済みます。
②全てのガイコードをペグ打ちする
全てのガイコードを、収納されている角の袋から引き出します。
ガイコードの長さの2~3割が重なるように、自在金具を調整します。
軽くコードが張るくらいになるように、仮位置でペグ打ちをします。
緩すぎると、ポールを入れる際に外れてしまいます。
張りすぎると、ポールが入れづらくなってしまうので注意。
③ポールを入れる
ポールの先端を、タープについている金具の穴に入れて、立ち上げます。
ポールを片方入れたら、張り過ぎているガイコードを少し緩めます。
その後、もう一方のポールを入れます。
④ガイコードの位置を調整する
タープにシワがよっていたら、ガイコードの位置をずらします。
また、ガイコードのテンションも調整します。
⑤完成
これで完成です。
実際の居住性
タープの下には、しっかりと影ができます。
タープの生地近くに手を置いてみると、太陽の熱を感じます。
きちんと遮っているのが分かります。
高さですが、
どんなにガイコードを張っても、タープの真ん中では生地が少し垂れ下がってしまうので、
178cmの私は、若干屈まないと頭がタープに当たります。
ただ、写真のようにヘリノックス系のチェアに座っているときには何も問題はありません。
ポールを追加することで、高さや形状を変えることが出来るので、現状に飽きたらやってみたいと思います。
感想
使ってみて一番に思ったのはやっぱり軽さです。
軽量でコンパクトなので、持ち運びが非常に楽なのは買う前から想像はつきましたが、
設営やタープを畳む際にも、軽いことで非常に楽に作業ができます。
設営も慣れてしまえば、1人で余裕にできてしまいます。
ガイコードが収納できるギミックも、なかなか他のタープでは見ないものだと思います。
コードが絡まる煩わしさ、コードが解けてしまう、などの問題もこのタープならおさらばです。