私の持っているマウンテンバイクについているサスペンションは、”FOX”の”Float 34″
サスペンションの硬さを調整する”コンプレッションレバー”は、OPENからLOCKまで3段階で調整することが出来ます。
リアショックは、”FOX”の”Float Performance DPS EVOL”
こちらも、”コンプレッションレバー”はOPENからLOCKまで3段階で調整することが出来ます。
このコンプレッションレバーを操作することで、その場の状況に適したサスペンションの硬さとすることが出来るので、
上り坂では「 LOCK」させることで、漕ぐ力をダイレクトに自転車に掛けて効率的に登る。
下り坂では「OPEN」にして、サスペンションを最大限に使って衝撃を吸収する。
といったことができます。
逆に言えば、サスペンションを上手に設定することができなければ、力を無駄にし、衝撃を吸収させることができなくなってしまいます。
そこで今回は、どんなとき、どんな路面のときに、サスペンションの硬さ設定をするのか調べてみました。
フロントサスペンション
FOXのサイトに記載されている、サスペンンションレバーの説明では
- OPEN ・・・荒い凸凹の下り
- MEDIUM・・・起伏のある路面
- LOCK ・・・滑らかな上り
となっています。
リアショック
同じく、FOXのサイトに記載されている、リアショックのポジションレバーは
- OPEN ・・・下りで使用する
- MEDIUM・・・バンプに対応し、かつ効率の良いペダリング用
- LOCK ・・・上りおよび路上走行
となっています。
上述の説明から、
サスペンションとリアショックは、どの場合でも同じ硬さとすることが良いようです。
簡単にイメージでまとめると、
下り、激しい凸凹 – OPEN
トレイルで坂道が続く場所、大きな凸凹がある場合には、”OPEN” に設定。
サスの稼働を大きくし、衝撃を吸収。自転車が衝撃の反動で跳ね上がらないようにする。
なだらかな道、少々のアップダウン – MEDIUM
少々のアップダウンが続くような道、小さな凸凹道では、”MEDIUM”に設定。
クッション性を少し減らすことで、ペダリングのロスを少なす。衝撃をある程度吸収しながら効率的に走る。
急激な上り、滑らかなアスファルト- ROCK
上りがひたすら続く、凸凹が少ないアスファルトでは、”ROCK”に設定。
サスの動きを強制的になくすことで、ペダリングの力をダイレクトに自転車に伝えることができ、パワフルに走ることが出来ます。
サスが動かなくなるのでクッション性がゼロになります。振動がダイレクトに来ます。
といったように、場面をこの3つの中から選んで設定することで、自転車を効率的に乗ることができます。
スピードを出して、凸凹道を乗り越えましょう!!