タイヤ用のポンプ、携帯ポンプを揃えたと思ったら、マウンテンバイクにはエアサスペンションが付いているため、サスペンションの調整を行うためのエアサスペンション用のポンプが必要である。
本当にお金が掛かる趣味である。。。 まぁ、そうして少しずつ機材を揃えていくのが、一つの楽しみでもあるのだけど。。。
今回は、そんなわけでショックポンプを色々検討した中で、”ロックショックスのデジタルポンプ” を購入したので紹介したいと思います。
もくじ
ROCKSHOXとは?
ROCKSHOX(ロックショックス)は1989 年にアメリカ、コロラド、ボルダー(Boulder)にポール・ターナーによって設立されたブランドです。
High-Pressure Digital Fork/Shock Pump
このポンプ” High-Pressure Digital Fork/Shock Pump “は商品名からも分かるように、空気圧をデジタルで見る事ができます。
デジタルで見れるので、
PSI表記では、100(PSI)以下では、0.1 (PSI)刻み
100(PSI)以上では、1 (PSI)刻み
BAR表記では、0.01 (BAR)刻み
Kg/cm2では、0.01 (Kg/cm2)刻み
で見ることができるので、アナログでは難しい「微量の空気圧」まで確認する事ができます。
内容物
・ショックポンプ本体
・アーレンキー(mm)
各部詳細
電源ボタンおよび単位変換
画面の下にある”黒いボタン”を押すことで電源が入ります。
(ポンプの先をバルブに取り付けるだけでも、自動で起動します)
その後は、ボタンを一回押すごとに
PSI → BAR → Kg/cm2
の順番で単位を変える事ができます。
エアーリリースボタン
黒いボタンの下にある、” 銀色のボタン ”を押す事で、サスペンションに入れすぎてしまった空気を抜く事ができます。
・ボタンを押し切ると、一瞬空気が出ます。
・ボタンを押し切らない(途中まで押している)状態だと、空気が抜け続けます。
このボタンのおかげで、シビアな空気調整をすることができます。
ホースホルダー
使わない時は、ホースを本体についているゴム製のホルダーにはめておく事で、スッキリと収納する事ができます。
ホース
ホースは本体の裏側から伸びています。
本体とホースは、L字の部品で繋がれていて、360度に回転するので取り回し易く、使い勝手が非常に良いです。
使用した感想
ショックポンプでは珍しい、空気圧をデジタルで見ることが出来るので、非常に正確な空気圧を計る事ができます。
マウンテンバイクで重要なサグ出しでは、ほんの微量な空気圧の違いでもサスペンションの硬さが変わってしまうため、正確な調整を出すには、このポンプは絶対に必要です。
また、微妙な調整もリリースボタンを使って、求めている空気圧に簡単に合わせることができました。
価格は高いですが、後悔の無い買い物でした。
購入したROCK SHOX製の他に、FOXからも同じ商品が出ているようです。
このショックポンプを使ってサスペンションの調整をした記事はコチラ
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