夏が終わり、だんだん寒くなってくると、半袖ジャージとビブショーツという身軽な服装で、ロードバイクに乗るのは厳しいです。
そこで、アームウォーマーやレッグウォーマー、ジレなどを着て乗り始めて、暑くなって来たら脱ぐというスタイルになります。
それでも寒かったら、ウィンドブレーカー又はレインジャケットを羽織っていきます。
そこで、問題になるのが荷物問題。
通常、サイクルジャージのポケットは、背中に3つだけ。
各ポケットに私は、
中央ポケット:修理キットを入れたスティッキーポッド
左側ポケット:自転車工具とエネルギー補給のためのジェル
右側ポケット:スマホ
を入れています。
この状態で、既にポケットは一杯。
この上に脱いだ服を入れることは無理ではないですがパンパンになってしまい、物を取り出すのが難しくなってしまいます。
そこで、この荷物問題を解消するためにサドルバッグを購入しました。
買った商品はコチラ
もくじ
私がサドルバッグに求める条件
私がサドルバッグを探す中で、条件にしたことは
- 見た目がスタイリッシュ(ミニマルである)
- 中身が整理しやすい
- サドルバッグの脱着が簡単
- サドルレールのみで固定したい
- 防水であれば尚更良し
サドルバッグに入れるもの
サドルバッグに入れるものは、夏場使用しているスティッキーポッドの中に入れているものになります。
スティッキーポッドについての記事はコチラ
[nlink url=”https://www.kanduinusa.com/stickypod/”]
その名も、MATTONE。
今回、私が購入したサドルバッグはアメリカのブランド ”SILCA(シルカ)” が出している ” MATTONE SEAT PACK(マトーン シート パック)” です。
” MATTONE ” とは、イタリア語で ” レンガ ” を意味するらしく、このサドルバッグの形はまさしくレンガの如く「カクッ」とした形が特徴です。
このサドルバッグの一番の特徴は、サドルへの固定方法が ” BOAダイヤル “ になっていることです。
一般的なサドルバッグは、ベルクロやバックルをサドルレールに巻き付けて固定したり、バッグ専用の固定具をサドルレールに取り付けたりします。
BOAダイヤルは、見た目がシンプルでスマートになるのはもちろん、BOAダイヤルを回すとストラップが締まっていくので、サドルバッグがサドルレールにカッチリと固定されます。
ストラップでバッグを周りから締め付ける構造なので、ストラップが締まるにつれ、バッグの中の隙間が無くなり、ダンシングなどで自転車を振っても、サドルバッグそしてバッグの中身が揺れません。
サドルバッグの裏面には、ストラップを通す為のベルトがあり、万が一ストラップが緩んでしまっても、バッグがストラップからすり落ちないようになっています。
サドルバッグの中の構造
このサドルバッグを開くと、クレジットカードが入る大きさのポケット付きの間仕切りがあります。
この間仕切りを開けると、このバッグのメインとなる収納場所があります。
メイン部分の深さは約30mm。
収納例
私がこのサドルバッグに入れる物は、
・チューブ
・携帯空気入れ
・CO2ボンベ
・CO2インフレーター本体
・チェーンカッター
・タイヤブート
・タイヤパッチ
・バルブエクステンダー本体
・バルブエクステンダー固定ツール
・ディレイラーハンガー及び固定ネジ
・ミッシングリンク
メイン収納部の底の部分に、
- チューブ
- CO2
- チェーンカッター
を入れ。
その上に、
- CO2インフレーター本体
- 携帯空気入れ
を入れます。
CO2ボンベの下の空いたスペースに、CO2インフレーター本体を入れ。
チェーンカッターの上の空いたスペースに、携帯空気入れを入れます。
間仕切りのポケットには、
小さいジップ付きの袋にまとめた、下記のもの
- ディレイラーハンガー、及び、固定用ネジ(2本)
- バルブエクステンダー
- バルブエクステンダー固定ツール
- ミッシングリンク
- クイックパッチ
- タイヤブート
を入れています。
自転車に装着してみる
自転車に装着したので、さまざまな角度から写真を撮りました。
【真横から見てみる】
このサドルバッグは、ストラップ一本でサドルレールのみに固定されているので、見た目がとてもスマートです。
ストラップの幅は、約45mmと太いのでバッグはガッチリと固定されます。
【前方から見てみる】
バッグの幅は、サドルの幅(145mm)よりも小さいので、大腿部と接触しないのでペダリングを妨げることはありません。
【後方から見てみる】
BOAダイヤルによって、従来のストラップで固定するバッグで見られるストラップの余りは無いのでシンプルです。
使ってみて
サドルバッグの見た目から、サドルバッグを使わない派でしたが、ポケットから重いリペア用品をサドルバッグに移すことでポケットが空くのはもちろん、腰への負担がなくなりました。
負担が減ると、ライドへの集中力が上がり、もっとロードバイクを楽しめるようになります。
このサドルバッグは、機能性はもちろん、見た目もミニマルで、しっかりと必要なアイテムを入れることができるので、おすすめです。
このブランドのサドルバッグは余り知られていないのか、人と被らないので人と違う物を持ちたい人にもおすすめです。