自転車乗りの必需品といえば”携帯工具”!
自転車を買ったら、ライトに空気入れ、携帯ポンプ、パンク修理キットと次々に自転車に乗るのに必要な道具を買ってきましたが、今回紹介する携帯工具も自転車に乗っていく上で大事な道具です。
家からちょっとの距離を乗る、”チョイ乗り程度”なら持っていなくても問題ありませんが(自転車を押して帰れる距離であれば)、長い距離を走るときや森の中を走るときなどに、自転車に何かトラブルがあったら一大事です。
そんなトラブルも、携帯工具あればどうにか治すことが出来ます。
ただ、そんな携帯工具も昨今は様々なメーカーから製品が出ていて、種類、機能、大きさが色々あって選択するのにとっても迷います。
機能がたくさん入っている物は、必然的に重たく、大きくなりがちで、
逆に、機能が少ない物は、軽く、コンパクトで持ち運びがしやすいです。
ただ、コンパクトすぎる物は、いざ使うとなると使いずらいものが多く、最後の切り札的な存在のモノが多いです。
(使いやすさは、大きさに比例します)
そこで今回は、携帯工具の選択を迷っている人にお勧めできる工具を見つけたので紹介します。
もくじ
Topeak とは
トピークは、Louis Chuangより1991年に台湾で設立された会社です。
革新的なサイクリングアクセサリーを発明していて、発明された様々な製品が世界各国でアワードを受賞しています。
Ratchet Rocket Lite DXの詳細
製品の名前からもわかる通り、この携帯工具” Ratchet Rocket Lite DX “は珍しく”ラチェット機能”がついた工具です。
ラチェット機能があることで、通常のレンチでは取り回しずらいような狭い場所も、簡単に締めることが出来ます。
また、この携帯工具は全てがくっついた”一体式”ではなく、ビットを交換することで機能を変える”分離式”なので、工具を使う際に使わないものを持たなくて良いので、コンパクトで軽く、操作しやすいです。
機能
この携帯工具には、以下の機能がついています。
・六角レンチ
- 2mm
- 2.5mm
- 3mm
- 4mm
- 5mm
- 6mm
- 8mm
・トルクスドライバー
- T10
- T15
- T25
・タイヤレバー 2個
パッケージ
サイズ
iPhone 11と並べてみました。
長さは、約130mm
幅は、約65mm
厚みは最大、約30mm
正直、携帯工具の中では大きい方かもしれません。
この大きさなら、サイクルジャージのポケットには余裕で入れられます。
中身
ケース二つ折りの構造で、フラップについたベルクロで閉じられています。
ケースの素材は、ナイロンです。
ケースの片側には”ラチェットと11個のビット”が収められています。
(ビットの種類:六角 2, 2.5, 3, 4, 5, 6, 8、+ドライバー、トルクス T10, T15, T25 )
ラチェットの部分は、ケースに取り付けられた樹脂製ホルダーで固定されています。
ビットの部分は、ゴムベルトによって保持されています。
もう一方には、”エクステンダー 60mm(延長用ビット)とタイヤレバー2個”が収められています。
こちら2つも、ゴムベルトによって保持されています、
ラチェットの大きさ
ラチェットは、長さ”約95mm”
ラチェット+エクステンダー
ラチェットの下にエクステンダーを取り付けたとき、合わせた長さは”約140mm”
この長さだと非常に持ちやすいので、力を入れやすいです。
ラチェットの回転部分にエクステンダーを取り付けると、ビットの先端までの距離は”約70mm”となります。
ボルトの周りに高さがあるような邪魔なものがあるときに、この長さで避けることができます。
タイヤレバー
タイヤレバーは2枚重ねてまとめられるようになっています。
タイヤレバーは別で持っているので、このタイヤレバーは使わない予定です。(予備として入れておきますが)
ただ、このタイヤレバーは薄く、強度もあるのでタイヤを外しやすいかもしれません。
サイズ
長さ、約90mm
幅、約18mm
厚み、約4mm
まとめ
携帯工具といえども、家でメンテするときにはこの工具を使っています。
工具箱から大きい工具を取り出すのが億劫で、この手軽さには勝てません。
ラチェットとビットで構成された、シンプル構造のおかげで、いちいち探す手間が省け、メンテのしやすさが格段に上がります。
この携帯工具があれば、別に回す系の工具を家に置いておく必要がないので、ミニマリスト向けの工具でもあります。