カリフォルニアは砂漠地帯なので、常に空気が乾燥しています。
さらに、冬が近づいてくると稀に雨も降りますが、平均気温が下がることから乾燥もさらに進みます。
そこで今回は、加湿器を購入するにあたり、購入するまでに悩んだことについて(加湿方式によるメリット・デメリット)まとめてみたいと思います。
また、今回購入した 「のど飴で有名な ” VICKS ” 」” が出している加湿器について開封していきます。
もくじ
VICKSとは
VICKS(ヴィックス)は、アメリカで店頭薬を製造している会社で、日本では、黄色の箱に入った三角形の形をしたのど飴として有名です。
加湿器の種類
現在、販売されている加湿器の加湿方法は4種類あります。
個人的に大きなメリットを赤字、大きなデメリットを青字でそれぞれマークしてみました。
超音波式
超音波式は、現在もっとも売られている加湿器の中で目にする方式です。
水に超音波を当てることによって、水分子を細かくし霧状になったものを空気中に放出します。
値段は、安価〜高級なものまで幅広くあります。
メリット
- すぐに加湿できる(加湿能力が高い)
- 霧状になった加湿空気を見ることができるので、見た目が綺麗でオシャレ
- 加湿器の音が静か
- 電気代が安い
- 吹き出し口が熱くならないので安全
デメリット
- 加湿器の傍がびしょびしょになる
- 加湿器内に残った水が腐りやすく、そのまま空気中に飛ばしてしまうので掃除を怠ると不衛生
- 加湿器の周りは冷たく、湿っぽくなってしまう
加熱式
加湿器の元祖。
水を蒸発させることによって、空気の湿度を高めます。
加湿器上部の排出口から、白い蒸気が出ているのを目視で確認が出来ます。
メリット
- 水を熱によって蒸発させるので非常に衛生的
- 蒸気なので部屋の温度が下がらない
- 部屋を素早く加湿することができる(加湿能力が非常に高い)
- 加湿器自体の値段が安い
デメリット
- 電気代が高い
- 吹き出し口から蒸気が出るので、火傷の危険がある
- 蒸発させるので、加湿器の中でお湯がボコボコと沸騰している音がする
気化式
タンク内の水により濡らしたフィルターに風を当てることにより強制的に加湿する。
メリット
- 加熱しないので、排出口が熱くならないので安全
- 自然に近い状態で加湿をすることが可能
- 製品によっては、給水が非常に楽
- 電気代が安い
デメリット
- 濡れたフィルターを放っておくと、雑菌が繁殖して匂いが発生する「不衛生」
- 週1程度、フィルターの掃除が必要
- ファンを最大風量にすると音がうるさい
- 加湿能力が低い
ハイブリッド式
ハイブリッド式は、加熱式に他2種類の加湿方式の中の内1つを組み合わせた加湿方式です。
メリット
どのハイブリッド式にしても、水を加熱するので非常に衛生的。さらに、他方式を組み合わせることにより効率的に加湿をすることが出来ます。
デメリット
2つの方式を組み合わせているので、製品自体が非常に高価です。
加熱式を選んだ理由
今まで、3種類の(気化式、超音波式、加熱式)の加湿器を使ってきましたが、今回、アメリカで購入した加湿器の方式は「加熱式」です。
加熱式のメリットは、なんといっても「衛生面」。
他2種類にはない、絶対の強みです。
超音波式によって吹き出してくる霧状の空気は、見た目が綺麗で良いのですが、周辺や床がビショビショになってしまうのがストレスになります。
気化式で有名な○社の加湿器は、見た目の形は唯一無二で気に入って使っていました。が、フィルターのお手入れを怠ると加湿器から嫌なニオイが出てきてしまいます。
このフィルターを掃除するのも手間で、雑菌が繁殖してしまったフィルターを重曹に浸して洗ってもなかなかニオイは取れませんでした。
交換用のフィルターも高価なので、年1の交換もなかなか足が進まずでした。
私の加湿器選びの中で、洗う手間を必要としない「フィルターがない」ことが一番! そして、「衛生的に使える加湿器」が重要ポイントでした。
その結果、「加熱式」だけが残りました。
電気代について
気化式の一番のデメリットである、「電気代」を計算してみると、
例)強モード(260W)で1日12時間運転させると
260(W) x 12(h) = 3120(Wh) = 3.12(kWh)
カリフォルニアの1kwhの平均電気代は17セントなので、1日にかかる電気代は
3.12(kWh) x 17(セント/kWh) = 53セント
1ヶ月使ったとすると、
53(セント) x 30(日) = 1590 (セント) ≒ 約16ドル
1年間の11月から4月まで使うとなると、
6(ヶ月) x 16(ドル) = 96(ドル)
となりました。
他の方式の電気代を同様に計算してみると、
気化式
最大25(W)とする。
1日の電気代:5.1セント
1ヶ月の電気代:1.53ドル
半年分の電気代:9.18ドル
超音波式
最大30(W)とする。
1日の電気代:6.12セント
1ヶ月の電気代:1.84ドル
半年分の電気代:11.04ドル
となります。
試算した結果、加熱式加湿器の電気代は他の方式に比べると約10倍かかることが分かりました。
ただし、気化式についてはメーカーによって、1年毎のフィルター交換を推奨していたりします。
そのフィルター代が5000円〜10000円だったりするので、年間のランニングコストはもう少し縮まりそうです。
超音波式は、フィルターがないので電気代だけがランニングコストとなり、この中では一番電気代がかかりません。
VICKSの加湿器

今回購入した加湿器は、のど飴で有名な「VICKS」の加湿器です。
モデル名は、V745Aです。
早速、箱の中を開けてみます。

ダダーン!!
タンクの容量は、1ガロン(3.785L)。
加湿モードは2つ。強モード(230W)。弱モード(115W)。
構成部品

この加湿器は5つの部品に分解することが出来ます。
- ベース
- 冷却用煙突
- 煙突キャップ
- タンク(1ガロン)
- トレイ
ベース
熱によって、水を蒸発させる部品。

左下にあるグレーの部品が発熱し、周りに溜まっている水が蒸発します。
トレイ
ベースの上にこのトレイを乗せます。

トレイの左側にある部分でタンク内の水を少しずつベースに流します。
煙突キャップ

このキャップの中央にある窪みに、VICKSの「Vapo Steam」(リフレッシュ液:メンソール成分)を垂らすことで、蒸気によって液剤が空気中に拡散され、アロマ効果によってリフレッシュすることが出来ます。
タンク

タンクの下部には、給水口が。
給水時にも持ちやすいように、ハンドルがついています。

タンクの上部にもハンドルがあるので、加湿器に設置した状態からでも取り上げ易いです。
使用してみて
1ヶ月使用して、加熱式加湿器でよかったなと感じています。
主に寝室で使用しているのですが、一緒に寝ている新生児は鼻腔が狭く、鼻がつまりやすいです。
加熱処理された衛生的な加湿方法なので、子供にも安心して使うことが出来ます。
朝起きても、「加湿器周辺がビチャビチャで拭かなくちゃ!」なんてこともないので嬉しいです。

給水時に持つことができるハンドルがあるので、とても楽に給水することが出来ます。