今回、ロードバイクの荷物を少しでも軽くしたいと思っていた矢先に、前代未聞のコンパクトさで、そして、軽量な携帯工具が新発売されたので購入しました。
もくじ
Wolf Tooth とは?
Wolf Tooth(ウルフトゥース)とは、2013年にアメリカのミネソタ州ミネアポリスに創設された会社です。
マウンテンバイク用のチェーンリングを皮切りに、さまざまなサイクリングアクセサリーを発明しています。
また、ウルフトゥースの製品には他の人のバイクと被らないようにワンポイントカラーをつけれるようにさまざまな色の製品を出しているのも特徴です。
11機能を持つ工具
この携帯工具は、本体と6つのビットで構成されています。
6つのビットは、下の写真のように機能が振り分けられています。
- T10とT25
- マイナスドライバー(#3.5)とプラスドライバー(#2)
- 2mmと4mmの六角
- 2.5mmと3mmの六角
- 5mmの六角
- 6mmの六角
ビットの両側に別々の機能を持たせることで、6つのビットで10種類の機能を持っています。
11機能のうちの10機能はビットで、残りの1機能は何処にあるのか?
それは、工具の先端にある、ビットを差し込む部分にあります。
ビットを差し込む部分が、六角の形をしています。
これが、8mmの六角になります。
機能をまとめると、
・六角レンチ
- 2mm
- 2.5mm
- 3mm
- 4mm
- 5mm
- 6mm
- 8mm
・トルクスドライバー
- T10
- T25
・プラスドライバー(No.2)
・マイナスドライバー(No.3.5)
がついている携帯工具になります。
パッケージ
スペック
サイズ
まず、身近な物と比較をしてみます。
左側:Topeak:Lachet Rocket Lite DX
中央:今回購入した、 Wolf Tooth:6-bit Hex Wrench
右側:iPhone 11
さらに、個人的に形状が近いなと思う物で比較してみました。
左側:MONO シャープ芯ケース
右側:今回購入した、 Wolf Tooth:6-bit Hex Wrench
まさに、形状が瓜二つ。 上部のビットを差し込む部分以外はほぼ同じ大きさです。
実際にサイズを測ってみました。
全長は、約100mm
幅は、約20mm
厚さは、約10mm
重さ
重さは、なんと 53g(公称値) です。
6-bit Hex Wrenchの詳細
中身
この携帯工具(6-ビット ヘックス レンチ)は、蓋を回転することで、本体に収納されているビットを出し入れする構造になっています。
蓋は、マグネットで閉じた状態を保持します。
指でスライドしない限り開きません。強く振っても蓋が勝手に開くことはありません。
ビットが収納される内側(底面)にもマグネット(銀色の部分)が付けられているので、ケースを開いた状態で逆さにしてもビットが落ち無いようになっています。
ケースの底には、一つ穴が空いています。
これは、ビットの中で一番大きな「6mmの六角」を避けるために空けられた穴です。
薄さを追求するために、ケースの肉厚分を避けてスペースを作るとは、とても考えられています。
ヘッドの回転
ビットを取り付けるヘッドの部分は、真っ直ぐにした状態が薄くて、邪魔にならずに持ち運べます。
しかし、力を入れて作業をしたい時には、ヘッドを指で倒すことで、90度にした状態で保持されるので、トルクをしっかりとかけることができます。
メーカーサイトによると、「ヘッドは40N•mのトルクも耐える」とのことなので、非常に頑丈できています。
まとめ
この “6-bit Hex Wrench“ は、非常にコンパクトかつ薄く、軽いので、ミニマルな装備を探しているローディーには絶対にオススメです。
また、ビット機構かつヘッドが工具の端にあるので力を掛けやすく、取り扱いも通常の携帯工具よりも格段にし易いです。